
[27日 ロイター] - ドイツ銀行は27日、金価格が2026年に1オンス=6000ドルまで上昇する可能性があるとの予測を示した。一方、シティグループは銀の短期予測価格を1オンス=150ドルに引き上げた。
地政学的および経済的な不確実性を背景に投資家が安全資産に殺到したため、金のスポット価格は26日に1オンス=5100ドルを超える過去最高値を記録した。
ドイツ銀行は「過去2年間の市場平均を上回る優れた運用成績から考えて、1オンス=6900ドルという価格がむしろ妥当」と指摘した。
ソシエテ・ジェネラルのアナリストもまた、金価格が今年末までに1オンス=6000ドルに達すると予想しているが、この見立てが控えめである可能性があり、一段の上昇余地があると述べた。モルガン・スタンレーは26日、上昇相場が続く可能性があるとし、強気な見方の目標価格として5700ドルを示した。
金価格は中央銀行の旺盛な買い入れ、上場投資信託(ETF)に対する資金流入、米国の利下げ期待に支えられて、昨年に64%上昇し、今年はこれまでに17%以上上昇している。
ゴールドマン・サックスは今年の金価格予想1オンス=5400ドルに対し、引き続き大きな上振れリスクがあるとの見方を示した。
銀のスポット価格は26日に1オンス=117.69ドルの過去最高値を記録し、プラチナも2918.80ドルの史上最高値を付けた。
シティグループは今後3カ月間の銀の目標価格を100ドルから150ドルに引き上げた。
一方、ゴールドマン・サックスは銀の極端な価格変動が上下両方向に続くと予想しており、価格変動を嫌う顧客に対して慎重な姿勢を保つよう助言した。