[ 3月31日 ロイター] - 金融データ会社のファクトセットFDS.Nは火曜日、サブスクリプションの伸びと法人および資産管理顧客数の 増加に牽引された好調な第2四半期 決算を発表した後、年間 利益予想を上方修正した。
投資家が市場を分析し、リスクを管理し、ポートフォリオを追跡するのに役立つ同社の製品に対する需要は、顧客が 地政学的緊張、原油価格の変動、人工知能による大規模な混乱への懸念を乗り切るにつれて高まっている 。
ファクトセットの株価は、2026年度の 調整後一株当たり利益が17.25ドルから17.75ドルに なると予想し 、事前予想の16.90ドルから17.60ドルから6%上昇した。
また、年間売上高見通しを24億2000万ドルから24億5000万ドルへ、24億5000万ドルから24億7000万ドルへ引き上げた。
同社の第2四半期末の顧客数は98の純増で9,101となった。ユーザー数も1,489人増加した。
ファクトセットは、バイサイドとセルサイドのアセットマネージャー向けにデスクトップ型のコアサービスを含むリサーチ・ソリューションを提供しているが、AIが ソフトウェアビジネスを破壊するとの懸念から、 今年初めに株価が大幅に下落した。
アナリストによれば、独自のデータを持つレガシー企業は十分に保護されているとのことだが、投資家は依然として神経質になっており、株価は月曜日の時点で今年に入って29.5%下落している。
好調な第2四半期決算と見通しの改善は、こうした懸念を和らげるのに役立つだろう。
ファクトセットの年間契約額(ASV) の大半を占めるのは、機関投資家のアセットマネージャー、ウェルスマネージャー、ヘッジファンドといったバイサイドの顧客である。
今後12ヵ月間のサブスクリプションによる収益の可能性を示す指標であるオーガニックASVは、 2月28日に終了した3ヵ月間に6.7%増の24億5,000万ドルとなった。
調整後の1株当たり四半期 利益は4.46ドル(前年同期は4.28ドル)。