Rajasik Mukherjee
[ 3月25日 ロイター] - オーストラリアのペッパー・マネーPPM.AXは水曜日、市場環境の悪化を理由に買収提示額が引き下げられた1週間後、チャレンジャーCGF.AXからの買収提案は「合理的に実行可能」ではなかったとして拒否したと発表した。
同オファーでは、 (link) ペッパー・マネーの評価額は10億1000万豪ドル(7億609万ドル) となっていた。
チャレンジャーは、大株主のペッパー・グループとともに、2月にペッパー・マネー買収のオファーを1株あたり2.60豪ドルで初めて提出し、ノンバンクの金融業者の価値を11.6億豪ドルと評価した。
しかし同社は先週、市場環境と経営環境の悪化が続いていることを理由に、買収提案額を1株当たり2.25豪ドルに引き下げた。
「チャレンジャーが1株あたり2.25豪ドルにオファー価格を引き下げたことで、買収は事実上失敗に終わりました」と、ETFシェアーズのクリフ・マンCEOは述べた。
「ペッパー・マネーにとって、この入札がまだ魅力的なプレミアムを提供していると株主を説得するのは難しいだろう」
ペッパー・マネーの筆頭株主で約60%の株式を保有するペッパー・グループANZホールディングコは、ペッパー・グローバル・トプコの一部門であり、ペッパー・グローバル・トプコは米国のプライベート・エクイティ会社KKRKKR.Nに所有されている。
ペッパー・マネーは、同社の独立取締役会委員会が修正されたオファーは実行不可能と判断したため、それを受けて同社は買収交渉を打ち切ったと発表した。
「IBCは買収を進めないことを決定し、修正提案に関するチャレンジャーとの話し合いは終了しました」とペッパー・マネーは声明で述べた。
ペッパー・マネーの株価は取引開始早々に8%も下落し、2025年6月2日以来の安値を記録したのに対し、チャレンジャーは5.6%も上昇し、3月4日以来の高値をつけた。
もしこの買収案が成立していれば、ペッパー・マネーは史上2度目の上場廃止となっていた。
2000年に設立された同社は、15年に初めてオーストラリア証券取引所に上場したが、17年にKKRが非公開化した。ペッパー・マネーはその後、21年に当時オーストラリア最大の新規株式公開で再上場した。
(1ドル=1.4304オーストラリアドル)