Joel Jose
[ 3月19日 ロイター] - マイクロンMU.Oの株価は、木曜日の鐘が鳴る前に4%以上下落した。チップメーカーが計画している多額の設備投資計画が投資家を不安にさせ、AIを活用した好決算の勢いをそいだためだ。
2025年に株価が240%以上急騰した後、今年61%以上上昇したマイクロンは、需要増に対応するため (link)、26年の設備投資計画を50億ドル増額し、今年度の投資総額を250億ドル以上にすると発表した。
また、製造業の拡大により建設関連費用が26年比で100億ドル以上増加すると予想されるため、27年も支出が増加すると付け加えた。
LSEGが集計したデータによると、チップメーカーは第2・四半期のウォール街の予想を上回り、第3・四半期の売上はアナリストの平均予想242.9億ドルに対し、プラスマイナス7.5億ドルの335億ドルになると予想した。
「投資家は、これらの収益がピークであり、持続不可能であることに賭けている」と、JonesTradingのチーフマーケットストラテジストであるマイク・オルーク氏は述べた。
「マイクロンはまた、生産能力を増強し続けるために設備投資見通しを引き上げた。これは、メモリー不足は一時的な現象であり、生産能力がオンライン化されるにつれて、ビジネスは今後数年でコモディティな性質に戻るという考えを補強するものだ」と同氏は述べた。
このチップメーカーは、韓国のサムスン005930.KSとSKハイニックス000660.KSと並んで、AIシステムに使用される広帯域メモリーの世界的なサプライヤー3社のうちの1社である。
木曜日のサムスンとSKハイニックスの株価はそれぞれ3.84%、4.07%下落した。
ウエスタン・デジタルWDC.O、シーゲイト・テクノロジーSTX.O、サンディスクSNDK.Oなど他の米メモリーメーカーの株価は、プレマーケットで2%から4%下落した。
米ハイテク大手各社が長期のAIデータセンター建設に数十億ドルを投じるなか、その結果コンピューティング能力が急増し、ハイエンドメモリーチップの需要が急増している。
このような供給争いが逼迫を生み、価格を押し上げている。このような背景から、マイクロンは2月末までの四半期で過去最高の利益率を記録した。