[ 3月12日 ロイター] - アルタ・ビューティULTA.Oは木曜日、低調な消費支出の中で需要を喚起するためにマーケティング活動を強化していることから、年間利益がウォール街の予想を大きく下回るとの見通しを発表し、時間外取引で株価は8%下落した。
若年層や富裕層の買い物客を呼び込むため、アルタはビヨンセのヘアケアライン「セクレッド」やリアーナの「フェンティースキンボディ」といったセレブ御用達のプレミアムブランドに力を入れ、クロエ・カーダシアンやパリス・ヒルトンを起用したホリデーキャンペーンを展開してきた。
ホリデーシーズンの売上高は予想を上回ったものの、2025年度の販売費および一般管理費は広告宣伝費の増加もあり、17.4%増の33億ドルだった。
消費者、特に中低所得者層は、食料品や生活必需品などの日常必需品により多くの予算を割くため、必需品以外への支出を減らしている。
幹部は決算後の電話会議で、粘り強いインフレと地政学的不安の高まりが消費者心理に重くのしかかる中、アルタビューティは経済状況に影響を与える可能性のある世界的な紛争の高まりをますます意識していると述べた。
26年度の既存店売上高は、25年度の5.4%増に対し、2.5%から3.5%の伸びを見込んでいる。
アルタビューティはまた、美容製品の品揃えを拡充し、Kビューティー製品への需要拡大に乗じているターゲットTGT.NやウォルマートWMT.Oとの激しい競争にも直面している。
昨年、同社は成長する英国市場に参入するため、 (link) 英国のハイストリート・チェーン Space NK を買収し、再建計画の下、国際的な事業拡大を強化した。
LSEGがまとめたデータによると、アルタビューティは通期の1株当たり利益を28.05ドルから28.55ドルと予想しており、中間値はアナリスト予想の28.40ドルを下回っている。
第4・四半期の1株当たり利益は8.01ドル(予想8.03ドル)。
年間売上高は6%から7%の伸びを見込んでいるが、アナリストは5.94%の伸びと予想している。