Johann M Cherian Utkarsh Hathi
[ 3月11日 ロイター] - ウォールストリートの主要株価指数は、投資家が重要なインフレ報告書を評価し、国際 エネルギー機関(IEA)の原油備蓄放出に関する極めて重要な発表を待つ中、水曜日は下げて始まる予定だった。
中東での空爆が激化し、戦略的なホルムズ海峡を通過する船舶の足止めがしばらく続きそうな中、ドイツと日本が国際エネルギー機関(IEA)の決定に先立ち、供給を安定させるために石油備蓄の放出を検討しているとの報道をトレーダーが重く見たことで、エネルギー相場は乱高下した。
投資家はまた、労働省の報告書 (link) が、2月の消費者物価が予想通り上昇したことを示した。これは中東での戦争激化を予期してガソリン代が上昇したためだ。
LSEGが集計したデータによると、投資家は現在、米連邦準備制度理事会(FRB)が、以前は9月と予想されていたが、10月に25ベーシスポイント(bp)の利下げを実施すると見ている。
今週初めのトランプ米大統領 (link) の発言は、戦争が数カ月も長引くことはないだろうという安心感を市場に与え、週の初めには1バレル=120ドルに迫っていた原油価格は、その後90ドル以下まで下落した。
(link) 雇用市場の軟化の兆しは 、中央銀行の金融政策決定をさらに複雑にしそうだ。
「ホルムズ海峡が開通し、中東情勢の混乱が落ち着くまで、FRBは金利政策から遠ざかるかもしれない」と、リーガン・キャピタルのチーフインベストメントオフィサー、スカイラー・ワイナンド氏は言う。
「FRBが次に何をすべきかを明確にするためには、関税、関税払い戻しの可能性、エネルギー価格の上昇、雇用の低迷などを整理しなければならない。」
午前9時4分ET現在、ダウEミニYMcv1は123ポイント(0.26%)安、S&P500EミニEScv1は8.5ポイント(0.13%)安。ナスダック100種指数NQcv1は10.25ポイント(0.04%)下落した。
ウォール街の恐怖指数、CBOEボラティリティ指数.VIXは0.75ポイント上昇の25.72。
一方、オラクル
原油・ガス価格が3%以上急騰したことで、アメリカン航空AAL.Oやクルーズ客船のカーニバルCCL.Nなど旅行株の株価は小幅安となった。
ミシェル・ボウマンFRB監督担当副議長の発言はこの後予定されており、政策の方向性を探る上で注目される。
投資家はまた、民間信用市場の動向を注視していた。
JPモルガン・チェース
アレス・マネジメントARES.Nとアポロ・グローバルAPO.Nはそれぞれ0.6%下落した。
その他では、油田サービス会社のSLB
キャンベル<CPB.O (link) >は、年間予測 (link) を下方修正し、米国の関税改定による下半期の圧力が強まると警告して5.2%下落した。