[ 2月27日 ロイター] - 英国のエンジニアリング会社であるシニアSNR.Lは、ここ数カ月の間に5件の買収提案を受け、プライベート・エクイティ会社であるアドベント・インターナショナルがその中の1社であることを確認したと発表した。
シニア社によると、この関心は1月に同社を「基本的に過小評価」しているとして拒否した入札から始まったという。その後、同じ正体不明の入札者がより高いオファーを2回提示し、そのうちの2回目も拒否された。
航空機メーカーのボーイングBA.NとエアバスAIR.PAに部品を供給している同社は、その後2月に他の入札者から2件のより高い現金での入札を受け、現在精査中である。
米国を拠点とするプライベート・エクイティ・ファームであるアドベント・インターナショナルは、同社が利害関係者の1社であることを確認した。英国の買収規則に基づき、3月27日までに正式な買収案を提示するかどうかを決定する必要がある。
アドベントとシニア社は、買収提案額については明らかにしていない。
アドベントの声明後、シニア社の株価は22.5%上昇し、7年ぶりの高値315.5ペンスとなった。これはロンドン株全体で最大の上昇であった。これにより、シニア社の評価額は13億2000万ポンド(17億5000万ドル)を超えた。
シニアは、入札候補者の同意なしに金曜日の発表を行ったと述べた。
「明らかにシニア社には価値がある」とパンミュア・リバムのアナリスト、アレクサンドロ・ダ・シルバ・オハンロン氏は述べ、株式公開に踏み切ったことは、交渉においてより大きな影響力を求めていることを示唆していると付け加えた。
航空宇宙関連のディールメーキングは、航空機メーカーがサプライチェーンを安定させるために主要サプライヤーを社内に取り込むことで活発化している。
(link) ボーイングBA.Nは、2025年12月に47億ドルでの米スピリット・エアロシステムズの買収を完了し、世界最大の独立系翼・胴体メーカーの大部分を再取得した。
エアバスAIR.PAは、自社のプログラムに関連する一部のスピリットの事業を引き継いだ。
同社は1月、航空宇宙事業の予想を上回る好調な業績から 、年間利益見通しを2カ月ぶり2度目の上方修正((link))した。
同社は4000万ポンド(5400万ドル)の自社株買いの開始を入札後に延期したと金曜日に発表した。
同社は3月2日に25年度決算を発表する。
(1ドル=0.7426ポンド)