[シンガポール 2月27日 ロイター] - UBSは金曜日、世界最大の株式市場が他国で成長が加速する一方で遅れをとるリスクがあるとして、米国株への推奨配分を中立に引き下げたと発表した。
ストラテジストのアンドリュー・ガースウェイト氏とマーク・エル・クーサ氏はメモの中で、米国企業業績の世界成長に対する感応度が相対的に低いこと、高いバリュエーション、米国外に分散するファンドの傾向、ドルの下振れリスクなどを理由に挙げている。
「米国は主要地域の中で最も運用レバレッジが低いため、世界の成長率が3.5%以上に加速した場合、歴史的にアンダーパフォームする」と述べた。
UBSは、2026年の世界GDPを3.4%と予測している。
米国の投資家は 、世界最大の株式市場から (link) 、資金を引き揚げている。ビッグ・テックの収益の伸びが鈍化し、国内の政策決定が混乱しているため、代替投資先を模索している。
昨年、2017年以来最悪の年間パフォーマンスを記録したドル安も押し上げ要因となっている。
「北米でのマーケティングを見る限り、ファンドがグローバル化することは間違いなさそうだ」とストラテジストは述べた。
「ETFのフローは多様化が起こっていることを示している」
それでも米国市場は非常に大きいため、ベンチマーク配分でもかなりの割合を占めることになる。世界の株式で構成されるMSCIワールド・インデックスの70%以上が米国株である。