[26日 ロイター] - 米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)WBD.Oは26日、同業パラマウント・スカイダンスが買収提案額を1株当たり31ドルに引き上げたことについて、米動画大手ネットフリックスNFLX.Oからの既存の提案より優れているとの認識を示した。その上でネットフリックスに対し、4営業日以内に買収合戦から手を引くか、もしくは対案を示すよう求めた。ワーナーの発表で同社を巡る買収合戦は最終局面に入ったと言えそうだ。
パラマウントは今回の提案で、規制当局の承認が得られず買収が成立しなかった場合に支払う違約金を、従来の58億ドルから70億ドルに引き上げた。
一方、ネットフリックスは昨年12月末時点で保有する現金および現金等価物が約90億3000万ドルに達しており、提案額を引き上げる十分な財務余力を備えている。
ネットフリックスはワーナーのストリーミング事業やスタジオ事業の買収を目指し、昨年12月にワーナーを1株当たり27.75ドルで買収することで合意。その後パラマウントがワーナー買収に名乗りを上げ、買収合戦となっている。