[ 2月25日 ロイター] - GSKGSK.Lは、カナダのバイオテクノロジー企業35Pharma社に対し、9億5000万ドルを現金で支払うことで合意したと水曜日に発表した。これは、英国の製薬会社であるGSKで新薬開発を加速させるべく、ルーク・ミールス新CEOが締結した2度目の大型買収案件となる。
先月、エマ・ウォルムスレイ氏の後任として就任したミールス氏は、追加買収を通じて、同社トップセラーのHIV治療薬の特許切れが迫っていることに対抗しようとしている。GSKは24年1月にRAPT (link) Therapeutics RAPT.O を22億ドルで買収することで合意した。
35Pharma社の実験的肺高血圧症治療薬HS235の今回の買収は、GSKの将来の呼吸器系医薬品パイプラインを強化することになる。
肺高血圧症は、肺の高血圧により生命を縮める疾患で、世界中で8000万人以上が罹患している。現在の治療薬には、メルクMRK.Nの注射治療薬ウィンレベアなどがある。
GSKの株価は今年に入ってから21%近く上昇し、激動の2025年を経て、いくつかの欧州のライバル企業と比べても力強い回復を遂げた。
ミールス氏は、肥満治療市場がますます混雑しているため、GSKは肝臓や心臓の病気など肥満の下流への影響に焦点を当て続けると述べている。
HS235は、心臓病の一種を持つ肥満患者や肺高血圧症の治療を受けたことのある患者を対象に、初期段階の開発を進めている。
駆出率が維持された心臓病として知られる肥満マウスの研究では、この薬剤は選択的に脂肪量を減少させ、心臓機能を高めた。臨床試験が成功すれば、この注射薬は4週間に1回、あるいはそれ以下の頻度で投与できる可能性がある。
GSKはまた、腎臓病を対象としたフロンティア・バイオテクノロジーズ688221.SSの治療薬を開発するグローバルな権利((link))についても、火曜日に最大10億ドルの取引に合意した。