
[ 2月23日 ロイター] - ギリアド・サイエンシズGILD.Oは月曜日、がん治療のパートナーである アーセルクスACLX.Oを78億ドルの純資産価値で買収すると発表した。
アーセルクスの株価は77.8%上昇し113.99ドルとなったが、ギリアドは市場前取引で約1%下落した。
ギリアド社は取引完了時に1株当たり115ドルの現金を支払うが、これは株価の最終終値に対して79%のプレミアムとなる。
ギリアド・サイエンシズ傘下のカイト・ファーマは、血液がんの一種である多発性骨髄腫の実験的なCAR-T療法であるanito-celを共同開発・販売するため、アーセルクスと提携していた。
CAR-T細胞療法は、患者自身の遺伝子組み換え免疫細胞を使ってがん細胞を見つけ、殺すがん治療法である。
米国食品医薬品局は現在この治療法を審査中で、今年12月23日までに決定が下される予定である。
FDAがanito-celを承認した場合、提案された取引は2028年以降に一株当たり利益に増加すると予想される。
また、ギリアド社は、発売から2029年末までのアニトセルの全世界での累計純売上高が60億ドル以上となることを条件として、アークレックス社の株主に1株当たり5ドルを支払う。