
[アムステルダム 1月15日 ロイター] - 世界最大のコンピューターチップ製造装置メーカーであるASMLASML.ASの株価は、主要顧客であるTSMC2330.TWが人工知能チップの旺盛な需要に対応するため、予想を上回る設備投資計画を発表したことを受け、木曜日に史上最高値を更新した。
TSMCは2026年の設備投資計画を520億ドルから560億ドルに引き上げ、ビジブルアルファが調査したアナリストによれば、市場予想の460億ドルを吹き飛ばすものだった。これは、チップ製造装置の購入に使える資金が最大21%増えることを意味する。
このニュースにより、ASMLの株価は0952GMT(日本時間午後6時52分)までに4.3%上昇、1月だけで合計23%の上昇となり、初めて時価総額5000億ドルを突破、欧州で最も価値のある企業としてのリードを広げた。
アナリストらは、ASMLはAIブームの明らかな受益者であり、多くのチップメーカー、特にAI技術に使用されるメモリーチップを製造する韓国のサムスン005930.KSとSKハイニックス000660.KS、そして現在はエヌビディアNVDA.OとアップルAAPL.Oのチップの主要メーカーであるTSMCの拡張計画につながったと述べている。
デグルーフ・ピーターカムのアナリスト、マイケル・ローグ氏はTSMCの発表について、「26年の新計画は装置ベンダーにとって素晴らしいもので、コンセンサス予想の全面的なアップグレードにつながるだろう」と述べた。
ASMLは1月28日に第4・四半期決算を発表する予定だが、これまでのところ、26年の売上高は微増((link))にとどまるか、最悪でも横ばいになると予想している。