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英アーム、10─12月期売上高見通しが予想上回る 株価上昇

ロイターNov 5, 2025 10:32 PM

Max A. Cherney Juby Babu

- 英半導体設計アーム・ホールディングスO9Ty.FARM.Oは5日、第3・四半期(10─12月)売上高が12億3000万ドル(ガイダンス中間点)になりそうだとの見通しを示した。AI(人工知能)コンピューティングブームに後押しされ、アナリスト予想平均の11億ドルを上回った。

アーム社の株価は発表直後に5%上昇したものの、数分後には上昇幅を縮小し、約3%高となった。

レネ・ハース最高経営責任者(CEO)はロイターとのインタビューで、アームが販売する「コンピュート・サブシステム(Compute Subsystems)」製品が高いロイヤリティを生み出しており、CSS技術を採用した顧客の数とAIへの支出全般が強気予想につながっていると説明した。

第2・四半期の売上高は34%増の11億4000万ドルで、アナリスト予想の10億6000万ドルを上回った。

1株当たり利益は0.39ドル。アナリスト予想は0.33ドルだった。

アームの設計はデータセンターでますます使用されるようになっており、同社は株主宛ての書簡で、主要ハイパースケーラーが展開するセントラルプロセッサー(CPU)の自社シェアが2025年には50%近くに達すると予想していると述べている。

第2・四半期のロイヤリティ収入は21%増の6億2000万ドル。スマートフォン、データセンター、自動車など、全てのターゲット市場で成長が見られたという。

ライセンス収入は56%増の5億1500万ドル。高額契約のタイミングによるところが大きかったという。

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