tradingkey.logo

ペイコム、四半期収益の伸び鈍化で株価下落

ロイターNov 5, 2025 10:35 PM

- 給与計算処理会社のペイコム・ソフトウェアPAYC.Nは水曜日、第3四半期の収益が伸び悩んだと発表した。

オクラホマ・シティに本社を置く同社の株価は、市場取引終了後に9%以上下落した

9月30日に終了した第3四半期のペイコムの売上高は、前年同期の11%増に対し9%増となった。

世界的なマクロ経済の不透明感の中、企業が人員削減やソフトウェア予算の縮小によるコスト削減を進める中、給与計算ソフトウェア企業は成長率の鈍化や利用件数の減少に直面している。

ペイコムは自動化やAIを統合した従業員向けツールで差別化を図って いるが、同業他社も 同様の機能や特徴を展開している。

ペイコムは、従業員に特化した給与計算ソフト「Beti」や、雇用主が従業員のタスクを追跡・管理できるAI主導のツール「IWant」など、幅広い製品群とツールを提供している。

同社は、オートマティック・データ・プロセシングADP.O、ワークデイWDAY.O、ペイチェックスPAYX.Oなどの大手人財管理ベンダーとの強力な競争に直面している。

LSEGがまとめたデータによると、ペイコムの第3四半期の売上は4億9330万ドルで、アナリストの平均予想4億9300万ドルとほぼ一致した。

調整後の利益は1株当たり1.94ドルで、予想の1.95ドルを下回った

同社は年間売上高予想を再表明した。

免責事項:本サイトで提供する情報は教育・情報提供を目的としたものであり、金融・投資アドバイスとして解釈されるべきではありません。

関連記事

KeyAI