
[ 10月29日 ロイター] - 電力機器メーカーのジェネラックGNRC.Nは、停電の減少による家庭用スタンバイ発電機とポータブル発電機の需要減退を理由に、通年の純売上高成長率予測を下方修正し、株価は市場前の取引で9%下落した。
同社はまた、第3四半期の利益がウォール街の予想を下回ったと発表した。
停電の減少が発電機需要を減退させ、 インフレの継続が貯蓄を食い潰す中、一般家庭も エネルギー効率の高いアップグレードへの支出を控えている 。
同社の家庭用スタンバイ発電機とポータブル発電機の出荷台数は、2015年以来3番目に停電時間が少なかった報告された四半期の予想を下回った、とアーロン・ジャグフェルド最高経営責任者(CEO)は述べた。
「電力品質の低下と電力価格の上昇は、より頻繁で厳しい天候パターンや広範な電化傾向を考慮すると、継続的な課題であるため、当社の将来の成長可能性を支えるメガトレンドはそのままです。
ジェネラックは 、通期の売上高成長率が2%から5%という事前予想から横ばいになると予想している。
ジェネラックの商業・産業用(()C&I())事業部門の売上高は9.2% 増の3億5,830万ドルだった。
ジェネラック最大の売上高を誇る住宅用部門の売上高は13.3%減の6億2670万ドルだった。
LSEGが集計したデータによると、9月30日に終了した四半期の調整後1株当たり利益は1.83ドルで、アナリスト予想の2.20ドルを下回った。
売上高は11億1000万ドルで、予想の11億9000万ドルを下回った。