
[ 10月23日 ロイター] - モホーク・インダストリーズMHK.Nは、第4四半期の利益がウォール街の予想を下回るとの見通しを示した。関税の引き上げと消費者需要の低迷によるセラミックおよび床材部門の数量減が響き、同社株は時間外取引で4.8%下落した。
モホークの床材ポートフォリオの主要製品であるラグジュアリー・ビニール・タイルは、中国からの輸入品に対する米国の急関税の圧力にさらされている。
「当社は、価格設定とサプライチェーンの最適化を通じて、米国輸入製品への関税の影響を管理しており、国内製造の価値を強化しています。
「現在の各地域の動向から、年末まで市場の数量は軟調に推移すると考えています。
課徴金によってコストが上昇し、サプライチェーンが寸断されたため、同社は調達先の変更や値上げを余儀なくされた。
LSEGがまとめたデータによると、モホークは第4四半期の調整後利益を1株当たり1.90ドルから2.00ドルと予想しており、予想の2.14ドルを下回っている。
調整後ベースでは、モホークは1株当たり2.67ドルの四半期利益を計上し、アナリストの平均予想2.64ドルを上回った。
北米、欧州、中南米、オーストラリアで事業を展開する床材メーカーの当四半期の売上高は、コンセンサス予想の27.3億ドルに対し、27.6億ドルとなった。