
Ankita Bora
[ 10月23日 ロイター] - レントキルRTO.Lは、第3四半期に北米の既存事業売上高が増加したと発表した。
レントキルはターミニックスの買収以来、米国最大の害虫駆除会社であるが、北米の低迷により過去1年間、相次いで利益警告を発表してきた。
退任するアンディ・ランサムCEOはアナリスト向け電話会議で、「満足しているが、満足はしていないし、満足もしていない」と述べ、第4四半期も米国の進捗を維持する必要があると付け加えた。
株価はFTSE100のトップに
ランサムCEOの後任をまだ指名していない同社は、戦略的に配置された小規模のサービス拠点、より高度なデジタル・マーケティング、ドア・ツー・ドアのサービスを通じて売上を向上させることに焦点を当てた修正戦略を展開した。
米国での販売台数は需要の低迷により減少傾向にあるものの、減少のペースは緩和しているという。
第3四半期のグループ既存事業売上高は3.4%増と、第2四半期の1.6%増を上回った。これは、証券会社ジェフリーズの予想2.4%を含む、一部のアナリストの予想を上回った。
北米の既存事業売上高は3.4%増と、前四半期の1.4%増を上回った。
バークレイズのアナリスト、ジェームス・ローズはメモの中で、「投資家たちは、経営陣の営業・マーケティング努力と戦略の見直しが実を結びつつあることを示す兆候を待ち望んでおり、今回もそれを示す小さな一歩となった」と述べた。
今年に入ってから約13%上昇したレントキル株は、1254GMT時点で11%高の452ペンスとなり、英国のベンチマークであるFTSE100指数.FTSEの0.5%上昇を上回った。
同社は、コスト削減は引き続き順調に進んでおり、2026年以降の北米での営業利益率は20%を超えると予想していると述べた。
レントキルは最近、 (link)、害虫駆除に焦点を絞るため、フランスのワークウェア、リネン、クリーンルーム事業を売却した。