
[ 10月17日 ロイター] - トゥルーイスト・ファイナンシャルTFC.Nは金曜日、ウェルス・マネジメント部門の好調と金利収入の増加により、第3四半期の利益が増加したと報告し、同社の株価はプレマーケット取引で2%上昇した。
米連邦準備制度理事会(FRB)は9月、労働市場の冷え込みとインフレの鈍化を受け、今年初の利下げに踏み切った。
今年後半にはさらなる利下げが実施されるとの期待も、利ざやの改善と信用の拡大に対する楽観的な見方を後押ししている。
トゥルーイストの純利息収入(預金利息と貸出利息の差額)は前年比0.8%増の36億3,000万ドル。
ウェルス・マネジメント収入は、運用資産の増加により6.9%増の3億7400万ドルだった。
しかし、ノースカロライナ州シャーロットを拠点とする同行は、投資銀行・トレーディング部門の利益が2.7%減少したと報告した。
9月30日までの3ヵ月間の普通株主に帰属する純利益は13億5,000万ドル(1株当たり1.04ドル)で、前年同期の13億4,000万ドル(1株当たり99セント)と比較した。
先週末現在、トゥルーイストの株価は年初来で5.3%近く下落しており、KBW銀行業指数.BKXの12.8%上昇に遅れをとっている。