
[ 10月16日 ロイター] - U.S.バンコープUSB.Nの第3四半期利益は18%増となった。 資本市場活動の 復活 ( (link) )とバリュエーションの上昇 ( (link) )により 、米国第5位の銀行の 手数料収入は増加した 。
同行の総収入の40%以上を占める手数料収入は、同四半期に9.5%急増した。
資本市場手数料は 社債引受およびシンジケーションの増加により9.3%急増し、信託および投資管理手数料は9.4%急増した。
金利収入は予想を上回る
正味受取利息(銀行が貸出金から得た収益と預金から得た収益の差額)は前年同期比2.1%増の42億2,000万ドルとなり、経営陣の予想を上回りました。
「シティグループのアナリスト、キース・ホロウィッツ氏は、「全体的に好調な四半期で、NIIも予想を上回った。
純金利 マージンは、銀行がどれだけ利益を上げているかを示す重要な指標であり、前年同期の2.74%から当四半期は2.75%に上昇した。
同金融機関は、第4四半期の金利収入は第3四半期と比較して比較的安定していると予想した。前四半期には 、 金利収入を増やすため、ローンの売却と債券投資ポートフォリオの組み換えを行った。
(U.S.バンコープはまた 、注目される利益指標 である有形普通株式利益率(ROTCE))を第3四半期に18.6%と報告した 。
U.S.バンコープの株主に帰属する純利益は、前年同期の16億ドル(1株当たり1.03ドル)に比べ、9月30日に終了した3ヵ月間で18億9000万ドル(1株当たり1.22ドル)に急増した。
ここ数年、株価が同業他社に遅れをとっているため、同行は経費の安定化、有機的成長、決済事業の利益拡大に注力している。
ミネソタ州ミネアポリスを拠点とする同行の株価は、プレマーケット取引で2.1%上昇した。