
[ 10月6日 ] - ロイターの記者がリアルタイムでお届けするマーケット情報サイトへようこそ。ご意見・ご感想は下記までお寄せください。 markets.research@thomsonreuters.com
プライムタイムの準備
アマゾンAMZN.Oの10月プライムデーは、今年は10月7-8日に開催される予定だが、LSEGの消費者調査・分析・AI担当ディレクター、ジャロンヌ・マーティス氏は、毎年他の小売業者も注目を浴びるために独自の販売イベントを立ち上げていると指摘する。
マーティスによると、前回の決算シーズンでは、追跡調査した小売企業の半数以上が関税について言及し、消費者がより慎重になっており、"トレードダウン "しているとの意見が大半を占めたという。 このため、マーティスは、「特に買い物客が価値を優先し続ける中、小売企業が積極的なプロモーションで消費を促す可能性が高い」とみている。
さらに、マーティス氏は、消費者が価格を重視するようになったことは、オンラインでの価格比較が消費者の買い物行動の重要な部分を占めるようになったことを意味し、他の小売企業は競争力を維持するために急な割引を提供することで、それを利用しようとするだろう、と述べている。
ターゲットTGT.NとウォルマートWMT.Nはすでにプライムデーに合わせたそれぞれのセールイベントを発表している。
マーティス氏は、平均的なディスカウントの浸透率、つまりセール商品のシェアが低下傾向にあることを考えると、プライムイベント期間中のセールは消費者を惹きつけるかもしれないと述べた。9月の24%という数値は、今年1年間の平均である26%や、米国の小売業者の昨年の平均である34%を下回っている。しかし、プライムデーが近づくにつれ、10月は27%に上昇した。
(チャック・ミコライザック)
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