[ 10月1日 ロイター] - コナグラ・ブランズCAG.Nは2日、スリム・ジム・ミート・スナックやアクトIIポップコーンなど、同社のパントリー向け主食の旺盛な需要に支えられ、第1四半期の売上高と利益についてウォール街の予想を上回った。
同社はまた、生活費の上昇により消費者が家庭での調理を選ぶ傾向に賭けて、年間見通しを維持した。
アナリストが「懸念していたよりも良い」と述べたこの決算は、関税による価格上昇とマクロ経済の不確実性が、より安価なプライベートブランドとの競争とともに需要への脅威となるなかでのものだ。
ショーン・コノリー最高経営責任者(CEO)は声明で、「インフレと関税の両方が当初の予想よりも上昇したため、われわれは依然として厳しい環境にある」と述べた。
「このような背景の中、消費者心理は依然として弱く、価値を求める行動が見られます。
コナグラは、関税による3%の打撃を含む売上原価の全体的な上昇を「7%台前半」と予想している。
同社は、コスト削減の取り組み、代替調達、価格設定などを通じて、ある程度の影響を軽減できると見込んでいる。
また、関税による在庫価格の高騰が今期の営業利益率に重くのしかかると警告した。第1四半期の売上総利益率は212bp低下し、24.3%となった。
LSEGがまとめたデータによると、コナグラの8月24日に終了した四半期の売上高は5.8%減の26.3億ドルで、アナリストの平均予想26.2億ドルを上回った。
四半期調整後の一株当たり利益は39セントで、予想の33セントを上回った。