
[26日 ロイター] - 9月24日までの1週間は、米国株ファンドに3週間ぶりに資金が流入した。半導体大手エヌビディアNVDA.OがオープンAIに最大1000億ドルを投資すると発表し、投資家心理が改善した。
LSEGリッパーのデータによると、米株式ファンドには純額で120億6000万ドルが流入。前週は399億1000万ドルが流出していた。
米大型株ファンドへの流入は169億4000万ドルと、週間ベースでは4月9日以来の高水準。一方、中型株ファンドと小型株ファンドからは、それぞれ16億4000万ドル、7100万ドルが流出した。
セクター別ファンド全体では4億0700万ドルの純流入。工業セクターには11億1000万ドルが流入した。
米債券ファンドへの純流入額は119億ドルと、2021年2月以来の高水準。短・中期国債ファンドには80億2000万ドルが流入した。
国内課税債券ファンドは17億8000万ドルの純流入、短中期の投資適格ファンドは16億9000万ドルの純流入となった。
マネー・マーケット・ファンド(MMF)には267億1000万ドルが流入し、過去5週間で4回目の純資金流入となった。