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サウジ新興企業、AMDやシスコと中東でデータセンター建設へ

ロイターNov 20, 2025 12:44 AM

Max A. Cherney

- 米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)AMD.O、米ネットワーク機器大手シスコシステムズCSCO.O、サウジアラビアの人工知能(AI)スタートアップ企業のヒューメインが中東でデータセンターを建設する合弁事業を設立し初の顧客を獲得した。3社の最高経営責任者(CEO)が19日、ロイターのインタビューで語った。

まだ名称が決まっていないこの合弁事業はサウジアラビアで100メガワット規模のデータセンター建設を手始めに着手する。建設は2026年に開始予定で、再生可能エネルギーのみを使用。データセンターの計算能力は米国の生成AI動画スタートアップのルマAIに供給される予定だという。

今回の合弁事業はシスコがネットワーク機器やその他のインフラを提供し、AMDはチップを供給する。シスコはまた自社の営業チームを活用して、今後建設されるデータセンターの計算能力の販売を支援する。AMDとシスコは少数株主として利益と損失を共有し、ヒューメインが事業を主導するという。アジア、ヨーロッパ、インド、中東、アフリカを含む約45億人の市場を対象とし、30年までに合計1ギガワット規模のデータセンターを新設する計画だ。

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