[デトロイト 9月4日 ロイター] - ゼネラル・モーターズGM.Nは、主要な電気自動車工場のひとつで生産台数を削減する。ドナルド・トランプ米大統領の政権がグリーン・カーに対する連邦政府の支援を打ち切る中、EVの生産を縮小する最新の自動車メーカーである。
GMはテネシー州スプリングヒルにある組立工場で、電気自動車キャデラックSUV2車種の生産を12月中に停止する。
同工場では、比較的ヒットしGMのEV販売台数の上位に入る中型のキャデラック・リリックと、大型の電気SUVであるヴィスティークを生産している。
GMはまた、2シフトの従業員のうち1人を一時的に解雇することで、来年の最初の5ヶ月間にこれらの車両の生産を大幅に縮小する予定だと、情報筋は述べた。
「ゼネラルモーターズは、予想されるEV業界の成長鈍化と顧客需要に合わせ、柔軟なICEとEVの製造拠点を活用した戦略的な生産調整を行っている」と、同社はロイターのコメント要請に応じた声明の中で述べている。