[12日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスは、エネルギー価格高騰によるインフレリスクを理由に、イングランド銀行(英中央銀行)の利下げ時期予想を再び先送りした。今年7月と11月、2027年2月にそれぞれ25ベーシスポイント(bp)ずつの利下げを予想している。
エネルギーショックが速やかに緩和すれば4月30日の会合で利下げが行われる可能性は残るものの、ゴールドマンは政策当局者がより明確なデータが出るのを待つ公算が大きいとみている。
予想の変更は欧州全域のエネルギー価格高騰によるインフレへの影響を反映したもので、中銀の金融政策委員会(MPC)は当面慎重な姿勢を維持する可能性が高いとみられるという。
ゴールドマンは、政策金利が2027年初めまでに3%に落ち着くと予想しているが、別のシナリオでは今年は1回の利下げにとどまり、状況がさらに悪化すれば利下げはゼロになるとの見通しを示した。
スタンダード・チャータードとモルガン・スタンレーも同様に英中銀の利上げ見通しを後ずれさせ、最初の利下げは第2・四半期になると予想している。