TradingKey - 米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ発表に対し、ビットコイン(BTC)は平凡な値動きを示した。この反応は、今後の急落を示唆するものなのだろうか。
9月18日(木)未明、FRBは25ベーシスポイントの利下げを発表。これを受け、ビットコイン価格は一時的に11万6,000ドルを割り込んだが、その後反発し水準を回復。全体的には目立った動きは見られなかった。
【ビットコイン価格チャート 出典:CoinMarketCap】
ビットコインは大幅な上昇こそなかったが、「材料出尽くし」による急落も回避しており、価格は比較的底堅さを見せている点は評価できる。しかし、この先さらなる反発はあるのだろうか。
また、ビットコインの潜在的な売り圧力は大きく低下している。暗号資産アナリストのThe DeFi Investor氏は9月17日、X(旧Twitter)にて「中央集権型取引所におけるBTC供給量は過去7年間で最低水準にある」と投稿した。
注目すべきは、FRBのドットチャート中央値が「年内に合計3回の利下げ」を示唆している点だ。これはビットコイン価格を強力に支える要因となり、今年中に史上最高値12万4,000ドルを突破する可能性もある。
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