Harshita Mary Varghese
[2日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブRIVN.Oが2日発表した第1・四半期の納車台数は1万0365台となり、ビジブル・アルファがまとめたアナリストによる市場予想の9678台を上回った。米国のEV向け税額控除の終了を受けて減少していたリビアンのSUV(スポーツタイプ多目的車)とピックアップトラックの需要が、落ち着いてきたことを示唆した。
同社は2026年通年の納車台数見通しを従来予想の6万2000─6万7000台で据え置いた。
第1・四半期の生産台数は1万0236台で、市場予想(9852台)を上回った。生産台数の増加は、より安価な新型車「R2」の発売を控える同社にとって好材料だ。この新型車によって顧客基盤を大幅に拡大し、米EV大手テスラTSLA.Oの売れ筋モデル「モデルYプレミアム」(価格4万4990ドルから)に対抗したい考えだ。
イラン情勢が緊迫化した2月以来、米国のガソリン価格は急騰している。アナリストらは、こうした状況は多くの消費者をEV購入へと向かわせ、リビアンやテスラなどにとって追い風になるとみている。
また、リビアンは3月、米配車大手ウーバー・テクノロジーズUBER.Nと長期的な提携契約を締結。これに基づいてウーバーはリビアンに最大12億5000万ドルを出資し、28年からR2ベースの完全自動運転SUVを自動運転タクシー(ロボタクシー)として導入する計画だ。
リビアンは今月30日の米市場取引終了後、第1・四半期決算を発表する予定だ。