[ 4月1日 ロイター] - イーロン・マスク氏所有のスペースX社が 新規株式公開を極秘に申請したことで、航空宇宙産業が次の成長段階に入るきっかけになると投資家が期待し、航空宇宙企業の株価は水曜日に急上昇した。
マスク氏の会社は水曜日に米国の新規株式公開(IPO)を極秘に申請し、1.75兆ドル以上の潜在的な評価額を見込んでいると、ロイター (link) は、この件に詳しい人物の話を引用して報じている。
ロケット・ラボRKLB.Oとプラネット・ラボPL.Nの株価はそれぞれ5.8%と9.6%上昇し、インテュイティブ・マシーンズLUNR.Oは10.5%、ハウメット・エアロスペースHWM.Nは3.4%上昇した。
Planet Labsは 今年56%以上上昇し、IntuitiveとHowmetの株価はそれぞれ26%と16.3%上昇した。
「このセクター全体が上昇するのは珍しいことではありません。IPOの発表を、その種の業界にとって非常にポジティブなものと解釈する投資家もいるでしょうし、このタイミングは、今晩の米宇宙探査の打ち上げとも重なりますから」と、アンダーセン・キャピタル・マネジメントの創設者であるピーター・アンダーセン氏は語った。
NASAは早ければ水曜日の夕方、4人の宇宙飛行士を月周回飛行に10日間送り出す予定だ (link)。
マスク氏の 電気自動車会社テスラTSLA.Oは2.6%高、スペースX株を保有する衛星通信会社エコースターSATS.Oは4.8%高。
Exchange Traded Funds(ETF)のアーク・スペース&ディフェンス・イノベーションARKX.Nやプロキュア・スペースUFO.Oなど航空宇宙セクターに連動するETFもそれぞれ2.9%、4.8%上昇した。両ファンドとも2023年以降、2倍以上に値上がりしている。
今回の上場は、打ち上げコストの低下、衛星ネットワークの拡大、軌道上のデータセンター・インフラへの関心の高まりなどを背景に、宇宙分野への投資家の熱意が急上昇しているときに実現した。
スペースXのデビューは、個人投資家の間で宇宙セクターへの大きな関心を呼び起こすだろう。マスク氏は、同社株の30%を個人投資家に割り当てることを検討しているとロイターは報じている((link))。