[ 4月1日 ロイター] - インテルINTC.Oは、財務状況が改善しAIがプロセッサーの需要を牽引する中、142億ドルを投じてアイルランドの製造施設の49%の株式をアポロ・グローバル・マネジメントから買い戻し、工場の完全所有権を取得すると発表した。
チップメーカーの株価は水曜日に10%以上上昇した。
アポロAPO.Nは、ダブリン郊外の町ライクスリップにある工場の合弁会社の株式を購入するため、2024年に112億ドル((link))を支払い、当時苦境にあったインテルに欧州と米国での製造拡大資金を注入していた。
その後、インテルはCEOを交代し、現在のトップであるリップ・ブー・タン氏は、人員削減や資産売却など、会社の財政再建のために積極的なリストラを進めている (link)。また、インテルはエヌビディアと米国政府から数十億ドルの投資を受けており、同政府は現在インテルの筆頭株主となっている。
人工知能ブームに3年近く乗り遅れた後、チャットGPTのようなAIツールがユーザーのクエリに応答するプロセスである推論により、データセンターで使用される同社の中央プロセッサの需要も上昇している (link)。
「今日、われわれはより強固なバランスシート、改善された財務規律、そして進化したビジネス戦略を持っている」とインテル最高財務責任者(CFO)のデビッド・ジンスナー氏は水曜日に述べた。
インテルは、株式買い戻しは手元の現金と約65億ドルの新規借入金で賄われると述べた。インテルは、この買収により27年以降、利益が増加し、信用度が高まると見込んでいる。
ファブ34として知られるアイルランド工場は、PC向けCore Ultraプロセッサーやサーバー向けXeonプロセッサーなど、インテル4およびインテル3のプロセス技術を使ったチップを製造している。
この工場は、極端紫外線リソグラフィ装置を使用するインテル4製造プロセスのインテル初の大量生産拠点である。
インテルは現在、18A製造技術に注力しており、ジンスナー氏は今月初め (link)、昨年はほとんど社内用に追いやられていたが、今後は社外の顧客にも提供する可能性があると述べた。