Siddhi Mahatole
[ 3月26日 ロイター] - コディアック・サイエンシズKOD.Oの株価は、糖尿病に関連した眼障害を持つ患者を対象とした後期試験で、実験薬が主な目標を達成したことを受け、木曜日に68.6%急騰し、4年以上ぶりの高値となった。
水曜日の終値で13億9000万ドルと評価されているコディアックは、糖尿病性網膜症(網膜血管の損傷によって特徴づけられる糖尿病の合併症で、網膜からの漏出、出血、視力低下の可能性がある)の治療薬としてゼンクーダを試験中であった。
この試験では、ゼンクーダを投与された患者の62.5%が48週時点で標準的な網膜症重症度スケールで少なくとも2段階以上の改善を達成したのに対し、偽薬を投与された患者では3.3%であったという。
また、増殖糖尿病網膜症(視力を脅かす合併症の一種)への進展など、視力を脅かす合併症の発症リスクも85%減少したという。
この薬はコディアックの抗体-バイオポリマーコンジュゲート(ABC)プラットフォーム上に構築されているため、強力な試験結果は同社の広範な医薬品開発技術に対する信頼感を高める可能性がある、とJ.P.モルガンのアナリスト、アヌパム・ラマ氏は述べた。
コディアック社によれば、ゼンクーダの忍容性は良好であり、血管や眼球の炎症など視力を脅かす症状は報告されていない。
ゼンクーダは、網膜の有害な血管増殖に関係するタンパク質をブロックする長時間作用型薬剤として設計されている。
また、GLP-1製剤の服用の有無にかかわらず、患者間で一貫した有効性が示されたという。
コディアック社によれば、この結果は米国食品医薬品局への承認申請を裏付けるものであり、申請を早める予定であるという。
UBSのアナリスト、マイケル・イー氏は、糖尿病網膜症における良好な安全性データは、タルコシマブとKSI-501の両方を試験するコディアック社の湿性加齢黄斑変性症の試験(第3・四半期に終了予定)のリスクも軽減すると述べた。