[ 3月23日 ロイター] - ファイザーPFE.NとバルネバVLS.PAは月曜日、ライム病ワクチンが後期段階の臨床試験で主要目標を達成できなかったものの、70%以上の有効性を示したと発表した。
信頼性を確保するための重要な統計的要件には届かなかったものの、ファイザーは、全体的な結果はワクチンの可能性に自信を与えるものであり、承認申請を進める予定であると述べた。
米国に上場しているフランスの製薬会社の株価は、この更新を受けて37%近く急落した一方、ファイザーの株価は小幅安だった。
同ワクチンは、プラセボと比較して、4回目の投与から28日後にライム病確定症例を減少させる73.2%の有効性を示した。
しかし、両社によれば、この効果は少なくとも20%の信頼区間があることを示すためにデザインされた試験であった。最初の解析では、この数値は15.8%とわずかに低かったが、これは試験中に記録されたライム病症例が予想より少なく、データが限定されたことが主な原因であった。
両社によると、4回目の投与の翌日(28日後ではなく)に予定されていた2回目の分析では、この基準を満たしたという。
RBCキャピタルマーケッツのアナリスト、チュン・フィン氏は、ライム病に対する承認済みワクチンがないことを考えると、規制当局は「同情的」な見方をする可能性があると述べた。ライム病は感染したクロアシダニによって広がり、米国では年間約47万6000人が罹患している。
GSKGSK.Lは2002年に、需要不足を理由にライメリックスの予防接種を中止した。
カントーのアナリストであるカーター・グールド氏は、今回のデータは承認への「方向性を支持する」ものではあるが、「一部の強気派」が期待していたほど強力なものではない、と慎重な見方を示した。
ライム病は発熱、頭痛、疲労、特徴的な皮疹を引き起こし、放置すると関節、心臓、神経系に広がる可能性がある。ほとんどの場合、数週間の抗生物質投与で治療可能である。
昨年、バルネバ社は、ファイザー社が承認後2027年後半にこのワクチンを発売すると予想していると述べた。