[20日 ロイター] - 世界全体の株式ファンドから18日までの1週間に差し引きで流出した資金は総額203億ドルと、週間ベースでは昨年12月17日の週に記録した466億6000万ドル以来の大きさになった。
中東紛争が経済や物価に及ぼす影響への懸念が広がる中で、主要中央銀行の会合が控えていたため、投資家がリスク資産の圧縮に動いた形だ。
米国株ファンドからの純流出額は247億8000万ドルと2カ月半ぶりの高水準。欧州株からは21億3000万ドルが流出したが、アジア株には54億5000万ドルが流入した。
セクター別のファンドは全体で16億6000万ドルの買い越し。工業株には18億3000万ドル、テクノロジー株には17億8000万ドルが流入した。
債券ファンドの買い越しは54億9000万ドルとこの11週間で最も低調だった。短期債ファンドには63億2000万ドル、政府債ファンドには51億9000万ドルが流入した。
安全資産としての需要が続くマネー・マーケット・ファンド(MMF)は325億7000万ドルの買い越し。
ただ金・貴金属ファンドからの流出額は約51億9000万ドルと、2018年8月以来の大規模な売り越しだった。
新興国市場については、株式ファンドから1億2700万ドルが差し引きで流出し、流出額は前週の約28億ドルを下回った。債券ファンドは28億3000万ドルの売り越しとなった。