[20日 ロイター] - サーバー製造の米スーパー・マイクロ・コンピューターSMCI.Oは20日、イー・シャン・リャオ共同創業者が人工知能(AI)半導体を中国に密輸したとして米司法省に起訴されたと明らかにし、取締役を辞任したと発表した。
同社株価は20日の取引で33%超下落した。
司法省が公表した19日付の発表によると、リャオ被告ら3人は米国製サーバー数十億ドル相当を台湾経由で東南アジアに送り、中国へ密輸する計画を企てたとして起訴された。3人は不正行為を隠蔽するために、サーバーからラベルやシリアル番号を剥がすなどしていたという。
米国は2022年以降、中国への高性能AI半導体輸出を制限している。
リャオ被告は1993年にスーパー・マイクロを共同創業し、23年に取締役に就任した。ともに起訴されたルイ・ツァン・チャン被告は同社台湾オフィスの営業部長だった。
スーパー・マイクロのAIサーバーは、米半導体大手エヌビディアNVDA.O製チップを採用している。同社は法人として起訴されていないとし、捜査当局に協力していると述べた。