Ozan Ergenay
[ 3月10日 ロイター] - ドイツのファッショングループ、ヒューゴ・ボスBOSSn.DEは火曜日、厳しい市場環境にもかかわらず、年間 営業利益が予想を上回ったと 報告し、中東紛争の影響はまだ見られないと述べた。
同社は、2025年の金利税引前利益(EBIT) を3億9100万ユーロ(4億5500万ドル) と発表、前年の3億6100万ユーロから増加し、会社提供の世論調査 (link) におけるアナリストの平均予想3億7900万ユーロを上回った。
同社の株価は、今日のセッションを含めて年初来で1.3%上昇して おり、取引開始早々に 4%上昇 し、2025年7月以来の最高値を記録した。
ヒューゴ・ボスは 、昨年12月に発表した2026年の通期見通し((link))を確認した。
「2025年は、技術革新、消費者の嗜好の進化、マクロ経済と地政学的不確実性の継続によって形成された、私たちの業界の急速な変化を改めて浮き彫りにしました」とダニエル・グリーダー最高経営責任者(CEO)は声明で述べた。
2026年はヒューゴ・ボスにとって、ブランドとチャネルの再編成の年となり、一時的にトップラインとボトムラインの発展に影響を与えるだろう」と述べた。
ヒューゴ・ボスは昨年12月に新戦略((link))を打ち出し、店舗を改善し、靴やアクセサリーなどの高成長カテゴリーに注力し、レディースウェアを開発することでブランドを強化することを目指している。
ラグジュアリーグループは、特に米国と中国におけるファッションやアクセサリーの需要鈍化により打撃を受け、個人消費の逼迫に苦戦している。
原油価格高騰によるリスク
中東の紛争について聞かれたグリーダーは、まだ影響は出ていないと記者団に答えた。
「もし影響があるとすれば、新たな状況に事業を適応させていくつもりだ」と語った。
中東戦争の 拡大 (link) 、世界市場は大荒れとなり、紛争が原油価格ショックを引き起こし、インフレを上昇させ、金利引き下げを遅らせるのではないかという懸念から、投資家の経済楽観論は大きく損なわれている 。
(ドル=0.8601ユーロ)