[ 3月9日 ] - 原油価格の高騰がインフレ懸念を煽る中、金融株は赤字スタートとなり、全体市場を下回った。
S&P 500種株価指数.SPXの0.8%下落に対し、S&P 500種金融株.SPSYは2.3%下落。
JPモルガン・チェースJPM.Nは2.8%下落、ウェルズ・ファーゴWFC.Nは4.2%下落、バンク・オブ・アメリカBAC.Nは3.6%下落。
シティグループC.Nは3.4%安、モルガン・スタンレーMS.Nは3%安、ゴールドマン・サックスGS.Nは2%安。
S&P500銀行指数.SPXBKは3.1%下落、半年以上ぶりの低水準。
JPモルガンは、「原油価格が10%上昇するごとに、ヘッドラインPCEインフレは10ベーシスポイント(bp)上昇し、GDP成長率は15─20bp押し下げられる」と指摘している。
原油価格の急騰は、雇用喪失と相まってスタグフレーション、あるいは景気後退の可能性を高め、銀行株に対する投資家の投資意欲に影響を与えたとアナリストは述べている。
今週末に開催されるRBCグローバル金融機関会議では、投資家がマクロリスクの高まりを考慮する中、経営陣の最新情報に注目が集まるだろう。