[6日 ロイター] - 米国とイスラエルによるイラン攻撃に端を発した中東情勢の緊迫、インフレ懸念から3月4日までの1週間に世界の投資家は8週間ぶりに株式ファンドの保有を縮小した。
LSEGリッパーのデータによると、株式ファンドは約14億4000万ドルの純流出。最も大きな打撃を受けたのは米国株式ファンドで、1月7日以来最大となる219億2000万ドルの純流出だった。
欧州株ファンドは88億ドルの流入。前週の約118億8000万ドルから減少した。アジアのファンドには74億3000万ドル流入した。
セクター別では、工業株とエネルギー株がそれぞれ25億3000万ドル、12億1000万ドルの純流入。金融セクターは約19億ドルの純流出だった。
安全資産需要の高まりで、マネーマーケットファンド(MMF)は202億2000万ドル純流入。前週とほぼ同水準だった。
グローバル債券ファンドには161億2000万ドル流入し、9週連続の純流入。短期債ファンドの流入は36億2000万ドルで前週の約12億3000万ドルから急増した。ユーロ建て債券ファンドと社債ファンドも、それぞれ23億1000万ドル、20億9000万ドルの純流入だった。
金・貴金属商品ファンドからは約26億2000万ドル流出。過去8週間で2回目の純流出となった。
新興市場は、株式ファンドへの資金流入が8週間ぶりの低水準となる53億ドルに鈍化。債券ファンドの純流入額も前週の約30億4000万ドルから25億ドルに減少した。合計2万8803ファンドのデータによる。