
[ 11月3日 ロイター] - ビヨンド・ミートBYND.Oは、一部の資産に関連する減損損失を定量化するため、第3四半期の決算報告を1週間延期すると発表した。
植物由来の食肉メーカーである同社の株価は、最近ミーム株で熱狂的な盛り上がりを見せているが、四半期決算の報告は、以前の11月4日の予定から11月11日に変更される。
ビヨンド・ミートの株価は、近年ウォール街でミーム株の熱狂を巻き起こしてきたリテール・トレーダーたちの新たな買いの波に煽られ、10月24日に終わる1週間で (link)、約240%高騰していた。
ミーム株熱狂にもかかわらず、ビヨンド・ミートの株価は最終終値まで今年に入って56%下落した 。
同社は (link)、第3四半期の売上高を予想を上回ると予想し、10月下旬に多額の減損損失を計上することを明らかにしていた。
ビヨンド・ミートは月曜日、「その金額を合理的に定量化することはまだできない」と述べた。
同社は過去4年間、植物由来のミートパテの需要が落ち込む中、 (link)、売上低迷に苦しんできた。「アメリカを再び健康に」運動やダイエット薬の台頭による健康志向への最近のシフト、インフレの上昇が同社の衰退を加速させている。