
[ 10月30日 ロイター] - ネットフリックスNFLX.Oは10日、1株につき10株の株式分割を発表した。
同社は 、11月10日の取引終了後、保有株1株につき9株の追加株式を発行すると発表 し、この分割により、ストックオプション制度に参加する従業員が同社の株式をより利用しやすくなると付け加えた。
取引は11月17日のマーケット オープンで分割調整後ベースで開始される予定。
最近のアニメ「KPOPデーモンハンター」の成功を含め、強力な番組ラインアップから恩恵を受けているストリーミング大手の時価総額は、木曜日終値現在で4,614億4,000万ドル。
同社の株価は過去3年間で360%以上上昇し、メディアのライバルであるウォルト・ディズニー
ネットフリックスは2002年の上場以来3度目の株式分割を行い、前回は2019年に1株当たりの株価を700ドルから約100ドルに引き下げた。
EMarketerのシニアアナリスト、ロス・ベネス氏は「分割によって小口投資家が買いやすくなるが、同社や市場を牽引する機関投資家にとっての魅力は何も変わらない」と述べた。
() ネットフリックスのフォワード株価収益倍率は45.96倍で、ウォルト・ディズニーの17.54倍、コムキャストの6.89倍と比較している。