
[ 10月29日 ロイター] - セルフストレージ事業者のエクストラ・スペース・ストレージEXR.Nは20日、既存店の伸び悩みと厳しい市場見通しによる継続的なプレッシャーを反映し、2025年の中核的な営業資金をウォール街の予想を下回ると予想した。
同社の株価は市場取引終了後に約2%下落した。
LSEGがまとめたデータによると、ユタ州ソルトレイクシティに本社を置く不動産投資信託は、年間コアFFOを1株当たり8.12~8.20ドルと予想しており、その中間値はアナリストの平均予想である8.18ドルを下回っている。
9月30日に終了した四半期の既存店売上高は、前年同期の6億7,540万ドルから6億7,390万ドルとなった。
「既存店売上高は比較的横ばいでしたが、市場のファンダメンタルズが徐々に改善していることに勇気づけられます」とジョー・マルゴリスCEOは述べた。
同社にとってのハードルのひとつは、市場における入居動向の変化の影響を和らげながら、価格競争力を回復させるのに苦労していることだ。
同REITの既存店稼働率は、前年同期の93.6%に対し、当四半期は93.7%であった。
四半期総売上は8億5,850万ドルで、アナリスト予想の7億7,990万ドルを上回った。
四半期コアFFOは1株当たり2.08ドルで予想通りだった。