
[ 10月22日 ロイター] - ITVITV.Lの株式は、英国の放送局の筆頭株主であるリバティ・グローバルLBTYA.Oがその株式を約5%に半減させたため、水曜日に12%以上下落した。
(リバティ・グローバル・ベンチャーズは1億9340万株のITV株を機関投資家にブロックトレードで売却し、約1億3500万ポンド(約1億8100万円)を調達したとブックランナーが発表した)。
リバティ・グローバルは「特定の資産を処分する一方で、規模に応じた投資を優先する」と広報担当者は述べた。
「その一環として、ITVの株式の一部を売却する」と広報担当者は述べた。
売却後、ITVの株価は午前中の取引で8.5%下落した。LSEGのデータによると、専門投資会社レッドホイールは6%の株式を保有し、ITVの筆頭株主となった。
リバティ・グローバルの株式売却は、ブックビルディングのプロセスを加速させた非公開価格でのもので、ストリーミングのライバルや広告市場の低迷に起因する課題に取り組む放送局にとって重要な時期に行われた。
7月、ITVは (link)、アナリストのコンセンサスである8%減を下回ったものの、上半期の総広告収入は7%減となった。
リバティ・グローバルは、ITVのさらなる株式売却について60日間のロックアップ期間に合意した。BNP ParibasとDeutsche Numisは、この株式売出しのジョイント・グローバル・コーディネーター兼ブックランナーを務めた。
(1ドル=0.7451ポンド)