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プロロジス、倉庫リース好調で四半期予想上回る

ロイターOct 15, 2025 5:21 PM

Abhinav Parmar

- 倉庫業に特化した不動産投資信託のプロロジスPLD.Nは水曜日、第3四半期の売上高と営業資金についてウォール街の予想を上回った

カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置く同社はまた、2025年のコアFFO予想を1株当たり5.78ドルから5.81ドルの範囲に引き上げた( 1株当たり5.75ドルから5.80ドル)。

同社の株価は午後の取引で6.1%上昇した。

物流に特化した倉庫業者は、米国の関税引き上げを前にした輸入業者の前倒し出荷ラッシュから恩恵を受け、保管スペースの需要を押し上げ、賃貸活動に拍車をかけている

世界最大の産業用不動産デベロッパーである同社は、当四半期中に6,200万平方フィートという過去最高のリース契約を結んだと発表した。

ハミド・モグハダム最高経営責任者(CEO)は、物流市場は賃料と稼働率の増加のための変曲点に近づいていると述べ、「私がこの40年間で見た中で最も魅力的な設定のひとつ」と称した。

アマゾンAMZN.O、ホームデポHD.N、フェデックスFDX.N、UPSUPS.Nなどを主要顧客とするプロロジスは、決算後の電話会見で、大口顧客は物流網を縮小するよりも最適化しており、中小企業もこの傾向に追随することを期待していると述べた。

LSEGが集計したデータによると、プロロジスの四半期コアFFOは1株当たり1.49ドルで、アナリストの平均予想1.44ドルを上回った。

同社の総収入は22.1億ドルで、アナリスト予想の21.6億ドルを上回った。

「プロロジスは、関税とマクロ経済の不確実性に直面しながらも、再び堅調な四半期となった。BMOキャピタル・マーケッツのアナリスト、ジョン・キムは、「プロロジスは、関税とマクロ経済の不確実性に直面しながらも、再び堅調な四半期となったが、同社は、賃料の調整やコンセッションの引き上げなど、高水準の稼働率を維持するためにいくつかの手段を講じている」と述べた。

倉庫、物流施設、フルフィルメントセンターの開発・管理を行う同社は 、世界20カ国で13億平方フィートの物流不動産を所有・運営している。

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