Jaspreet Singh
[28日 ロイター] - 米デル・テクノロジーズ DELL.Nは28日、2026年度(25年2月―26年1月)通期決算の売上高見通しを1050億―1090億ドルとし、従来の1010億―1050億ドルから上方修正した。特別項目を除いた調整後1株当たり利益予想も9.55ドルと、従来の9.40ドルから引き上げた。
米半導体大手エヌビディアNVDA.Oの先端半導体を搭載した人工知能(AI)向けサーバーの好調な需要が業績を押し上げる。AI向けサーバーの売上高は従来予想の150億ドルから200億ドルへ上方修正した。
ただ第3・四半期(8―10月)の利益予想はアナリスト予想を下回り、株価は28日の時間外取引で約5%下落した。
第3・四半期の調整後1株当たり利益見通しは2.45ドルで、LSEGがまとめた市場予想の2.55ドルを上回った。売上高予想は265億―275億ドルで、アナリスト予想の260億5000万ドルを上回った。
この日発表した第2・四半期(5―7月)決算は売上高が297億8000万ドルと、市場予想の291億7000万ドルを上回った。調整後1株当たり利益は2.32ドルで、市場予想の2.30ドルをわずかに上回った。
デルのAI向けサーバーは米実業家イーロン・マスク氏のAIスタートアップ「xAI」や、コアウィーブなどに販売されている。
第2・四半期のAI受注は56億ドル、出荷は過去最高の82億ドル、全体の受注残は117億ドルとなった。
調整後の売上総利益率は18.7%に低下し、予想の19.6%を下回った。
ストレージ、ソフトウエア、サーバー製品を扱うインフラソリューション部門の売上高は前年同期比44%増の168億ドル。パソコン事業を展開するクライアントソリューション部門は1%増の125億ドルだった。
マイクロソフトMSFT.Oが10月にウィンドウズ10のサポートを終了した後、パソコンの力強いリフレッシュサイクルが見込まれる。
オムディアのパソコン調査担当プリンシパルアナリスト、Ben Yeh氏は、現在使用されているパソコンの約半数がまだウィンドウズ10を搭載しており、その多くがアップグレードできず、買い替えが必要になる可能性が高いと述べた。