Abigail Summerville
[ 3月23日 ロイター] - アメリカン・レジデンシャル・サービス(ARS) のプライベート・エクイティ・オーナーは、暖房・換気・空調(HVAC) および配管サービス・プロバイダーの売却を模索しており、その価値は35億ドル以上となる可能性があると、この問題に詳しい関係者3人が語った。
投資銀行ロスチャイルド・アンド・カンパニーのビジネス・サービス・フランチャイズが、初期段階にある売却プロセスを運営していると、情報筋らは、この件は非公開であるとして匿名を条件に語った。
売却の可能性が出てきたのは、プライベート・エクイティ・ファームが引き続き住宅サービス投資を好んでいるためで、このセクターは安定した定期的な需要のため、市場が不安定な時期でも回復力を保っている。
プライベート・エクイティ会社のGIパートナーズは、2020年に投資を行った後、ARSの過半数のオーナーとなっている。既存の投資家であるCharlesbank Capital Partnersと同社の経営陣は、引き続き同事業に投資している。
GIパートナーズとロスチャイルドはコメントを控えた。ARSはコメントの要請にすぐに応じなかった。
テネシー州メンフィスに本社を置くARSは、 年間約2億ドルの利払い・税引き・減価償却前利益と15億ドル以上の売上高を生み出していると、情報筋2人が述べた。
プライベート・エクイティ企業は、住宅サービス会社を積極的に購入している。先月、Blackstone は住宅サービスプロバイダーの Champions Group を非公開の金額で買収した。今月初めには、Oak Hill Capital がガレージドアの修理・交換事業者連合である Guild Garage Group を8億ドル以上で買収することで合意したと、Reuters (link) が報じた。
GIパートナーズのウェブサイトによると、ARSは年間120万件の顧客訪問をこなし、2500人以上の熟練技術者を含む6000人以上の従業員を雇用している。
2001年に設立されたGIパートナーズは、主にヘルスケア、ソフトウェア、サービス企業に投資し、これまでに470億ドル以上を調達している。