[ワシントン/エルサレム 23日 ロイター] - 米国とイスラエルによるイラン攻撃が始まる約48時間前、イスラエルのネタニヤフ首相はトランプ大統領と電話会談し、イランの最高指導者ハメネイ師を共同で殺害する考えを主張した。複数の情報筋の話から分かった。同会談後、トランプ大統領は対イラン作戦を承認したという。
情報筋によると、両首脳は攻撃を開始した週の初めに、ハメネイ師と側近らがテヘランにあるハメネイ師邸宅で近く会合を開くという情報を入手しており、イラン指導部は「斬首作戦」の標的になりやすい状況にあった。
ネタニヤフ首相はトランプ氏に対し、ハメネイ師を殺害し、イランが関与した可能性のあるトランプ氏暗殺未遂事件への報復を果たすために、これ以上の好機は二度とないかもしれないと伝えた。
電話会談が行われた時点で、トランプ大統領は米国がイランに対する軍事作戦を実行する考えをすでに承認していたが、いつ、どのような状況で介入するかについてはまだ決定していなかったという。
ロイターは、ネタニヤフ氏の主張がトランプ氏のイラン攻撃を巡る決定にどのように影響したか、独自に特定することはできていない。しかし情報筋によると、ネタニヤフ氏との電話会談とイラン指導者を殺害するチャンスが限られていることを示す情報が、最終決定に踏み切るきっかけになったとみられるという。