Max A. Cherney Stephen Nellis
[カリフォルニア州サンノゼ 3月17日 ロイター] - Nvidiaは、中国市場に販売可能なGroq人工知能チップのバージョンを準備していると、この問題に詳しい2人の情報筋が火曜日にReutersに語った。
Nvidiaは昨年末、170億ドルでAIチップの新興企業であるGroqから技術をライセンス供与され、今週カリフォルニア州サンノゼで開催された年次開発者会議で、そのチップをベースにした新しい製品ラインナップを披露した。
Nvidiaのジェンセン・フアン最高経営責任者(CEO)が、トランプ米大統領の政権から輸出許可を取得し、中国の顧客から購入注文を得たことで、現在の主力チップの前身であるH200チップの生産を再開したと述べたことから、中国市場向けバージョンのチップを開発する動きが出てきた。
NvidiaはGroqのチップを、AIシステムがユーザーの質問に答えたり、コードを書いたり、タスクを実行したりする、いわゆる推論に活用する計画だ。Nvidiaが今週展示した製品では、同社は中国で販売できない近日発売予定のVera RubinチップをGroqチップと組み合わせて使用する予定だ。
NvidiaはAIシステムのトレーニング市場を支配しているが、推論市場ではより多くの競争に直面している。バイドゥ9888.HKなどのAI大手を含む中国の大手企業数社は、すでに独自の推論チップを製造している。
中国向けに準備されているチップは、ダウングレード版でもなければ、中国市場向けに特別に作られたものでもない、と情報筋の一人はロイターに語った。しかし、この新型チップは、他のシステムにも適応させることが可能で、Groqチップは5月に発売される予定だという。
Nvidiaはコメントを求めたが、すぐに回答は得られなかった。