Christina Amann Alexander Hübner
[ミュンヘン 3月12日 ロイター] - フォルクスワーゲンVOWG_p.DEは、持ち株会社ポルシェSEPSHG_p.DEが大型船舶用エンジンメーカーのエバーレンスに10%程度共同出資することを条件に、エバーレンス子会社の株式の過半数を売却する意向であると、この件に詳しい2人の関係筋がロイターに語った。
VWは数ヶ月前からエバーレンスの競合入札を模索しているが、VWグループを支配するピエヒ家とポルシェ家の投資会社であるポルシェSEが、より少ない株式を獲得することはこれまで報道されていなかった。
大型ディーゼルエンジンと産業用ヒートポンプのメーカーであるエバーレンスの全株式を約80億ユーロ(92.5億ドル)と評価するオファーを出した上で、6人の金融投資家が株式51%の入札第2段階に進んだと、関係者は述べた。
取引は夏までに行われる予定だと、関係者は付け加えた。
「これはオープンな入札プロセスである。オファーは公平に評価され、最良のオファーが優先される」とVWは声明で述べた。「これに反する主張や噂は単なる虚偽である」と付け加えた。
ポルシェSEはコメントを控えた。
さらに2人の情報筋によると、日本のヤンマーのようなエンジニアリング部門からの求婚者は、もはやレースには参加していないという。
この動きは、高級車メーカーのポルシェAGP911_p.DEと、ポルシェSEが支配するフォルクスワーゲンへの出資を超えて、同社が投資を多様化するための長期的な取り組みの一環である。
エバーレンスの残りの6社の入札参加企業には、プライベート・エクイティ企業のAdvent、Blackstone BX.N、Brookfield BAM.N、CVC CVC.AS、EQT EQTAB.STなどが含まれると、入札に詳しい複数の関係者は述べた。
プライベート・エクイティ・ファームもコメントを控えている。
ロイターは先月、旧MANエナジー・ソリューションズとして知られるエバーレンスの全株式に約80億ユーロの値札 (link) がつきそうだと報じたが、これは当時のアナリストの評価予想を上回るものだった。
エバーレンスの2024年の売上高は43億ユーロ、従業員数は1万5000人。
(1ドル=0.8653ユーロ)