Raphael Satter
[ワシントン 11日 ロイター] - 外国のハッカーが3年前、米連邦捜査局(FBI)のニューヨーク支局のサーバーにアクセスし、少女買春などの罪で起訴され自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン氏に関する捜査資料を不正入手したことが、ロイターが閲覧した司法省の書類と、事情に詳しい関係者の話で分かった。
FBIは、この「サイバーインシデント」は「単独の事例」と説明。「FBIは悪意のある行為者へのアクセスを制限し、ネットワークを修復した。調査は継続中であるため、現時点でこれ以上のコメントは差し控える」とした。
関係筋によると、不正アクセスは外国政府ではなくサイバー犯罪者によるものとみられる。
司法省が開示した「エプスタイン文書」により、同氏と政治・金融・学術・ビジネス界の有力者との交友関係が相次いで明るみに出、世界各国で調査が開始されている。
関係筋などによると、侵入は2023年2月12日に発生。サーバー上で、エプスタイン氏を巡る捜査に関連するファイルをくまなく調べるなど、異常な活動の痕跡が探知されたという。どのファイルがアクセスされたのかや、ハッカーの正体については明らかになっていない。当該資料が公開済みのものなのかどうかも不明だ。