
Mike Colias
[ 10月8日 ロイター] - ゼネラル・モーターズGM.Nは、9月30日の連邦政府補助金終了に伴い、電気自動車に対する7500ドルの税額控除を数ヶ月間ディーラーに継続させることを目的としたプログラムを廃止すると水曜日に発表した。
先月末、GMは社内融資部門がディーラーの在庫にあるEVの購入を開始する計画を考案した。同社は、期限より数時間早く、これらの車に対して連邦政府による7500ドルの控除を申請し、その資金を顧客のEVリース条件に転嫁する計画だった。
このプログラムの背景には、税額控除の期限が切れると、販売に苦労するEVを抱え込むことになると心配するディーラーへの影響を和らげるという考えがあった。この計画に詳しい関係者によると、GMはディーラー在庫の何万台ものEVに対して税額控除を適用する予定だったという。
「さらに検討した結果、税額控除を申請しないことを決定した」と、同社は水曜日にロイターに声明を発表した。同社はその決定について詳しく述べていない。
フォードF.Nは税額控除の期限切れに先立ち、同様のプログラムを展開した。フォードがこのプログラムを継続するかどうかは不明。広報担当者はコメントを求めたが、すぐには返答しなかった。