
[ 10月7日 ] - ロイターの記者がリアルタイムでお届けするマーケット情報サイトへようこそ。ご意見・ご感想は下記までお寄せください。 markets.research@thomsonreuters.com
NY連銀報告後、ウォール街の株価指数は赤に。
ウォール街の主要株価指数は、ニューヨーク連銀の報告を受けて雇用市場に対する懸念が高まり、それまでの上昇を一転させて赤圏に入った。一方、米金先物 (link) は歴史的な1オンス4000ドルの大台を突破した。
ニューヨーク連銀の報告書((link))によると、9月の米国民は雇用市場の先行きに対する懸念を強め、同時に目先のインフレの将来予測も上方修正した。
ニューヨーク連銀の報告書は、短期的なインフレ見通しが重要視されるものだが、政府閉鎖が7日目まで延長され、主要な経済データが冬眠状態にあるため、投資家の関心が高まっている。
このレポートは、労働市場の軟化を示す最近の報道を受けて発表された。
CMEのフェドウォッチ・ツール (link) によると、経済指標が限られていることから、トレーダーは現在、FRBが今月の政策決定会合で25bpsの利下げに踏み切る確率を94.6%としている。
一方、金のスポット価格XAU=は過去最高値を更新し、金先物GCcv1が早朝につけた4000ドル/オンスの大台に近づいた。
ノースカロライナ州シャーロットのLPLファイナンシャルのチーフ・テクニカル・ストラテジスト、アダム・ターンクイスト氏は、メモの中で、4000ドルの大台は「長期的な上昇チャネルの上端のレジスタンス付近にも並んでいる」とし、「これを上抜ければ、加速する上昇トレンドの継続を示す強気のサインとなる」と述べた。
個別銘柄では、テスラTSLA.OがベストセラーSUV「モデルY」の廉価版を発表するイベントを控え、1.3%近く下落した。
スティーブン・ミランFRB総裁 (link) は火曜日、長期金利で見た債券市場の現在の相対的な落ち着きが、積極的な金利引き下げを後押ししていると述べた。
ミネアポリス連銀のニール・カシュカリ総裁((link))は24日、人工知能を使って労働者を急速に置き換えることができるという企業の「壮大な宣言」には懐疑的だと述べ、これまでの技術開発が経済で常用されるようになるまでには長い時間がかかったと指摘した。
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(シッダースS)
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