[ 7月30日 ロイター] - アプライド・デジタルAPLD.Oは2日、人工知能によるクラウドインフラの需要に支えられ、四半期収益でウォール街の予想を上回った。
テキサス州ダラスを拠点とするデータセンター運営会社の株価は、長期取引で7%上昇した。
AI、機械学習、ブロックチェーン、クラウドサービスに対する需要の急増が、アプライド・デジタルの提供するサービスへの関心を高めている。
同社はAIや機械学習の開発者、暗号通貨の採掘者など幅広い顧客にマネージド・クラウド・インフラストラクチャ・ソリューションを提供し、高度な製品やサービスの構築、拡張、運用を可能にしている。
アプライド・デジタルは、コアウィーブCRWV.Oと (link)、15年間のリース契約を2件締結した。リース期間中に約70億ドルの収益が見込まれる。
アプライド・デジタルのようなプロバイダーからインフラをリースすることで、企業はAIに特化したクラウドサービスを効率的に拡張することができ、同時に多額の先行投資と運用コストを軽減することができる。
LSEGがまとめたデータによると、同社の第4四半期の売上は3800万ドルで、予想の3710万ドルに対し、前年同期比41%増となった。
5月31日に終了した四半期のアプライド・デジタルの調整後1株当たり損失は3セントで、アナリスト予想の15セントより少なかった。